豪華なボーナスや安心できる取引で人気のxmですが、他の海外FXと比べるとスプレッドが広く利益を出しにくいという口コミを見かけます。
しかし、xmでは4種類の口座が用意されており、自分の取引スタイルに合った口座を選ぶことで十分利益を出すことができます。
さらに、2022年10月になるべくコストをかけたくない人向けの「KIWAMI極口座」がリリースされたことで、スプレッドが広い問題が解決されました。
そこで、今回はxmのスプレッド比較や、スプレッドが広がりやすい時間帯、勝つためのポイントを解説していきます。
xmのスプレッドの特徴
スプレッドとは売値と買値の価格差のことをいいます。
海外FXでは価格差が取引コストなので、コストを抑えて取引したいならできるだけスプレッドが狭い業者を選ぶのが良いとされています。
xmでは変動スプレッドを採用しており、時間によってスプレッドが異なり、時間帯や市場の状況によってスプレッドが広くなるので注意が必要です。
xmのスプレッドが広い理由
xmのスプレッドが広いのには理由があります。
NDD方式を採用している
まず、xmではNDD方式を採用しているため、スプレッドが広めに設定されています。
NDD方式とはFX業者の取引方式のことで、業者はNDD方式とDD方式のどちらかを採用しています。
国内FXはDD方式が主流なのでNDD方式に馴染みがない人もいるでしょう。
NDD方式は「No Dealing Desk」の略で、間に人(ディーラー)を介さず、トレーダーと市場が直結しているので透明な取引ができるというメリットがあります。
また、高い約定力もあるため、取引をする環境としては適していると言えるでしょう。
ただし、NDD方式の場合、FX業者の利益がスプレッド(手数料)のみとなるので、スプレッドは広めになる傾向にあります。
豪華なボーナスを提供している
海外FXでは豪華なボーナスを提供していることで知られていますが、ボーナスを提供している業者は比較的スプレッドが広いという特徴があります。
例えば、EXNESSやAXIORYはボーナスの常時開催がない代わりに、スプレッドが狭く約定力など取引のスペックに力を入れています。
一方で、xmは口座開設ボーナスや入金ボーナスなど豪華なボーナスで還元していることもあり、スプレッドは広めに設定されています。
しかし、ボーナスがあることで資金力の低いユーザーや初心者でも始めやすいのがメリットです。
ただし、KIWAMI極口座を利用すれば口座開設ボーナスを受け取りながら、狭いスプレッドで取引が可能なので、実質デメリットが少なくなったと言えるでしょう。
xmのスプレッドが広がりやすい時間帯
xmでは変動スプレッドを採用していることもあり、スプレッドが広がりやすい時間帯があるので覚えておきましょう。
取引が少ない時間帯:早朝・深夜
変動スプレッドでは、早朝や深夜など、取引参加者の少ないタイミングはスプレッドが広がりやすいという特徴があります。
具体的には、日本時間の3:00~6:00頃は取引参加者が少ないので注意が必要です。
また、時間帯以外にもクリスマスや年末年始は全体的にFX取引量が少ないため、時間帯を問わずスプレッドが広がりやすい傾向にあります。
なるべく狭いスプレッドで取引したい場合は、日本時間の16:00~2:00頃は取引参加者が多い時間帯なので狙って取引することをおすすめします。
重要な経済指標や要人発言などのイベント発生時
重要な経済指標の発表や要人発言などのタイミングも、スプレッドが広がりやすくなります。
とくに通貨の多数を占めるアメリカの米雇用統計や大統領選は注目度が高く、前後は常にスプレッドが広がる傾向にあります。
そのため、海外FX業者の提供するカレンダーを確認して重要な海外ニュースに目を配ることも重要です。
xmのFX通貨ペアのスプレッド比較
実際に、2024年9月現在のxm通貨ペアの平均スプレッドを見てみましょう。
KIWAMI極口座 | ゼロ口座 (往復手数料を含む) |
スタンダード口座 | |
USDJPY (ドル/円) |
0.9 pips | 1.2pips | 2.0pips |
EURUSD (ユーロ/ドル) |
0.8 pips | 1.2 pips | 1.6pips |
GBPUSD (ポンド/ドル) |
0.8pips | 1.9pips | 1.8pips |
EURJPY (ユーロ/円) |
1.4pips | 2.2pips | 2.1pips |
GBPJPY (ポンド/円) |
1.5pips | 2.2pips | 3.0pips |
KIWAMI極口座は全部の口座の中でも、最も取引コストが安く利用できるのが最大の特徴です。
今まではゼロ口座が手数料が最も安く利用できましたが、往復で手数料が10ドルかかるので実質コストはKIWAMI極口座のほうが抑えられます。
xmと他の海外FX業者のスプレッド比較
xmと他の大手海外FX業者のスプレッドを比較してみましょう。
USDJPY (ドル/円) |
EURUSD (ユーロ/ドル) |
GBPUSD (ポンド/ドル) |
|
xm (スタンダード口座) |
2.0pips | 1.6pips | 1.8pips |
EXNESS | 1.1pips | 1.0pips | 1.2pips |
Axiory | 1.3pips | 1.2pips | 1.1pips |
TitanFX | 1.5pips | 1.2pips | 1.7pips |
BigBoss | 1.6pips | 1.9pips | 2.1pips |
FXGT | 1.9pips | 1.8pips | 2,0pips |
表からも分かる通り、xmのスタンダード口座は他の海外FX業者と比べても平均~広めに設定されています。
そのため、スプレッドの狭さだけで考えるのであればxmのスタンダード口座はおすすめできません。
しかし、xmのスタンダード口座は総額100万円以上の豪華なボーナスを提供しているなど、資金力が少ないトレーダーやスプレッドの影響が少ないデイトレーダーにはむしろ向いている口座と言えます。
xmのスプレッドが広くても勝つためにはKIWAMI極口座を利用するのがおすすめ
xmのスプレッドが広くて勝てない場合や、なるべく取引コストを抑えたい場合は「KIWAMI極口座」を利用するのがおすすめです。
実際に、KIWAMI極口座と比較的狭いスプレッドを提供している他の海外FX業者を比較して見ましょう。
USDJPY (ドル/円) |
EURUSD (ユーロ/ドル) |
GBPUSD (ポンド/ドル) |
|
xm (KIWAMI極口座) |
0.9pips | 0.8pips | 0.8pips |
EXNESS | 1.1pips | 1.0pips | 1.2pips |
Axiory | 1.3pips | 1.2pips | 1.1pips |
低スプレッド・取引スペックに定評のあるEXNESSやAxioryと比べても、スプレッドはそこまで変わらず取引できるのがわかります。
さらに、KIWAMI極口座には、以下のようにメリットが多く現在利用者が急増している口座です。
新規口座開設ボーナス対象なので、初心者でも「低スプレッド+手数料無料」のハイスペックな口座で取引が可能です。
また、最大レバレッジは1,000倍まで可能なので、自己資金をなるべく抑えて取引したい人にもおすすめです。
まとめ
今回は、xmのスプレッドの広さについて、広がる理由や口座ごと、他社とのスプレッドについても比較して紹介しました。
たしかに、スタンダード口座で比較すると、他社よりも平均~広めに設定されていますが、KIWAMI極口座を利用することでスプレッドの広さというデメリットがなくなっています。
また、スタンダード口座も100万円以上の入金ボーナスが提供されているなど、デイトレーダーや資金力の低いトレーダーには魅力的な環境とも言えます。
スプレッドはもちろん重要ですが、自分のトレードスタイルや状況に合わせて口座を選んでみると良いでしょう。