FX初心者の中には、「興味があっても失敗しやすそうで不安」という人もいるでしょう。
しかし、FXを正しく理解していれば大きな損失を出すことなく、数百円からスタートできるので初心者でも始めやすいというメリットがあります。
そこで、今回はFX初心者に向けて、知っておきたい基礎知識や大きな損失を出さないポイントについて解説していきます。
FX初心者が知っておきたい基礎知識
FXは覚えるべき情報や知識も多いため、最初から全てを理解するのは難しいです。
そのため、FX初心者が最低限知っておきたい基礎知識について抑えておきましょう。
FXの仕組み
FXは「外国為替証拠金取引」のことで、ドルやユーロなどの外国通貨の売買で利益を狙う金融商品のことをいいます。
わかりやすく「外国の通貨を交換する」点からみると海外旅行の外貨両替と同じことです。
例えば、日本からアメリカに旅行するとき、円からアメリカの米ドルに変換しますが、そのときの為替によって、1ドル=100円のときもあれば1ドル=110円のときもあります。
例えば、1ドル=110円のときに10,000円分交換すると約91ドル、1ドル=110円のときに10,000円分を交換すると100ドル交換できることになり、為替レートによって1ドルあたりの円の価値が変わるのがわかります。
同じようにFXで当てはめてみると、為替が安いタイミングで購入して高く売れればその差分が利益として得られます。
例えば、1ドル=100円のときに100ドル(1万円分)購入したとき、売却時が1ドル=110円なら11,000円となり、プラス1,000円の利益になるということです。
これがFX取引で利益が発生する仕組みとなります。
そのため、FXでは「米ドルと円」「ユーロと円」など必ず2ヶ国の通貨をセットにして取引しています。
FXと株との違い
FX初心者の中には、株とどちらを始めるか悩む人もいるでしょう。
簡単にFXと株との違いについて整理していきましょう。
FX | 株 | |
投資対象 | 各国の通貨 | 企業 |
取引時間 | 平日:24時間 | 平日:9:00~15:00 |
レバレッジ | 最大25倍 (※国内FXの場合) |
なし (信用取引を除く) |
必要最小資金 | 100円 | 株価×100 |
税制の違い | 確定申告 | 源泉徴収あり |
FXの最大の特徴は、レバレッジをかけられて24時間取引できることです。
国内FXであれば最大25倍のレバレッジをかけることで少額から取引でき、資金力の少ない初心者でもスタートしやすいと言えます。
一方、株は少なくとも数千円~数万円の資金が必要になるので、始めるハードルは高めです。
基本的に株は100株単位の取引が原則のため、仮に1株あたりの金額(株価)が1,000円なら1,000円×100=10万円となります。
また、取引時間も9時~15時と制限されているため、日中働いている人にとっては取引しにくいといったデメリットもあります。
FXのメリット・デメリット
FXのメリット・デメリットについて具体的に見ていきましょう。
メリット:レバレッジをかけられるので少額から取引が可能
FXの最大のメリットは、レバレッジをかけられることで少額から取引ができることです。
国内FXでは最大25倍、つまり投資したい金額の25分の1の金額でFXを始められるということになります。
また、海外FXなら無制限のレバレッジを採用しているうえ、入金不要の口座開設ボーナスを採用しているのでリスクなく取引できることから、あえて海外FXを選んでいるという人も少なくありません。
デメリット:為替や金利により損失が出ることもある
一方で、FXは相場の急変動が起こると多額の損失がでやすいというデメリットもあります。
例えば、2008年に起きたリーマンショックでは、株価や為替に大きな影響をもたらし、FX市場においても多くの損失を被ったトレーダーがいました。
注意したいのは、FXでは預け入れた金額が0円になっても取引が終了するわけではないということです。
大きな相場変動などで預けた証拠金以上の損失が出た場合は、追加で証拠金の入金が必要になることもあります。
そのため、資金に余裕をもって取引したり、大きなレバレッジをかけないなど、損失を最小限にするための対策も理解しておくことが重要です。
FX初心者が損失を出さないために抑えておくポイント
FX初心者の人は、なるべく損失を出さないためのポイントを抑えておくことが重要です。
損失を全く出さないことはプロでも難しいですが、損失が出やすいポイントを理解しておくことで大きな失敗をしないようにしましょう。
少額からスタートする
資金力によっても異なりますが、損失を少なくするには少額からスタートすると良いでしょう。
FXは上下どちらに動くかを予想するものですが、実際は勘だけでは勝つことはできません。
また、国内FXでは最大25倍までレバレッジをかけられますが、最初はレバレッジをかけすぎないように注意しましょう。
レバレッジをかければ、元手よりも大きな利益を狙える一方、負けたときの損失額も大きくなります。
そのため、FX初心者はレバレッジをかけすぎず、少額から取引経験を積んでいくことをおすすめします。
デモトレードを使って練習する
FXではデモトレードを導入している業者もあり、本番環境と同じ画面で操作が可能です。
「いきなり挑戦して失敗するのが怖い」初心者にとっては、大きな魅力と言えるでしょう。
国内FXでは業者によって独自の取引環境を提供しているため、まずはデモトレードで相場感覚をつかんでから本番環境でトレードすることをおすすめします。
ただし、デモトレードは自己資金を使って取引をしないので、損失が発生したときの感覚はつかみづらいので注意が必要です。
デモトレードに慣れすぎてしまうとリアルトレードの実践にはならないので、実際の投資できる金額に近い金額を設定するなどの工夫をすることも重要です。
デモトレードでもなるべく緊張感をもった取引をすることで、実際の取引に近い感覚で効率的に練習が可能になります。
海外FXの口座開設ボーナスを使って取引体験する
FXを始めるときには国内FXと海外FXのどちらかを選択してから、業者を選んでいくことになります。
FX初心者がリスクなく取引をしたいなら、海外FXを利用することもおすすめな方法です。
海外FXは国内FXと比べてボーナスが充実しており、とくに口座開設ボーナスは入金不要で口座開設するだけで取引に使える証拠金をもらえます。
業者によってもボーナス額は異なりますが、中には1万円以上の豪華なボーナスキャンペーンを行っているため複数の業者に登録すれば無料でリスクなくFX取引を行うことが可能です。
とくに資金力が少ない初心者にとって、海外FXの口座開設ボーナスをうまく利用することで、うまくいけば自己資金なしで大きな利益を狙うことも可能になります。
まとめ
今回はFX初心者が理解しておきたい基礎知識や、損失を出さないためのポイントについて解説しました。
FXは大きな損失を出しやすいイメージがありますが、実際はレバレッジをかけすぎず自己資金に余裕をもって行えばメリットも大きい投資方法です。
さらにFXは株と比べて自己資金が少なくても始められるので、実は投資初心者こそ向いているとも言えます。
とくに、海外FXの口座開設ボーナスを活用すれば、自己資金不要でリスクなく取引体験が可能です。
気になる人は口座開設をしてトレードを始めてみてください。