MENU

SNSで多発!FX詐欺の手口と特徴を徹底解説

SNSで多発!FX詐欺の手口と特徴を徹底解説

FX詐欺がSNS上で多発しており、さまざまな手法で大金を騙されたという人も少なくありません。

そこで、今回はFX詐欺のSNSトラブルについて、手口や特徴を解説します。

目次

FXではSNSの詐欺トラブルが多発している

全国の消費者生活センターでは、FX取引に関する詐欺行為が多数報告されています。

例えば、見ず知らずの人から投資グループに招待されるなどSNSのダイレクトメールで連絡がくる経験をした人もいるでしょう。

最近はSNSやインターネット上の広告をきっかけにSNSの投資グループに誘われ、FX取引を持ちかけられるなどの新たなパターンの詐欺も発生しています。

SNS上のみの関係で投資話やFXツールの勧誘をされた場合、詐欺の可能性もあるので絶対に契約・入金しないようにしてください。

FXの詐欺行為の手口

SNSのFX詐欺で使われる主な手口を確認していきましょう。
とくにSNSのFX詐欺は、SNSだけでやり取りや入金まで完結してしまうため、入金して音信不通になってしまうことも少なくありません。

あらかじめ手口を理解しておくことで、FX業者の被害に遭うことを防げたり自信が被害に遭っているかを確認できるのでチェックしてみてください。

自動売買やFXアプリを勧めてくる

SNSのFX詐欺手法として、自動売買やFXアプリを勧めてくることが挙げられます。
FXの取引実績を公開することで取引手法を聞いてきた人や興味がある人を集め、言葉巧みに自動売買やFXアプリを勧めてくるのです。

ただし、取引実績は簡単に改ざんできるため、データだけで信用するのは危険なので注意が必要です。

自動売買・FXアプリは違法ではありませんが、詐欺に利用されることが多いので、簡単に信頼しないようにしましょう。

恋愛を利用して投資へ誘導する

恋愛を利用して近づき、お金をだまし取ることもFX詐欺ではよく利用される手口です。
出会った相手に対して恋愛感情を抱かせ、投資話を持ち掛けるという昔からある方法です。

ただし、最近ではSNSのほかマッチングアプリなどで手軽に出会えるようになったことで、詐欺行為が増加してるので注意しましょう。

FX詐欺を行う人には「プロフィールが魅力的」「お金が必要だ」「すぐに好きと言う」などの特徴があります。

普段はすぐに人を信用しない場合でも、恋愛感情を抱いている相手だと警戒心が薄くなることも多く騙されたあとも気づかないことも少なくありません。

そのため、SNSやマッチングアプリなどで投資話を持ちかけられた場合、冷静になって判断することが重要です。

SNSからセミナーに勧誘する

SNSからセミナーに勧誘し、セミナーの中で高額商材を売りつけるといったFX詐欺もあります。

SNSでは投資で儲かっていることをアピールし、気になったフォロワーや参加者を集めて無料セミナーに誘ってきます。
セミナー自体は無料なものの、出席したターゲットに「人生の成功者になろう」「商材代はすぐ取り戻せる」などのうたい文句で高額商材を売りつけてくるのです。

ただし、実際には薄っぺらい冊子しかもらえない、FXとは全く関係のない内容のものだったということも少なくありません。

FX詐欺業者の特徴

FX詐欺業者がSNSでよく使う特徴は以下の通りです。

  • FXのメリットだけを話す
  • 購入や契約の判断を急がせる
  • クーリングオフができない

FX詐欺業者は騙されたあとに返金を求めても連絡先をブロックされるなど、取り返しのつかないことになることもあるので注意が必要です。

FXのメリットだけを話す

FX詐欺業者がSNSで使う手口として、メリットだけを話してリスクを話さないという特徴があります。
具体的には「誰でも簡単に稼げる」「絶対に儲かる」などの文句で勧誘してくるケースが多いので、このようなトークを利用している場合は注意が必要です。

なお、金融商品取引法で「確実に利益が出る」などの誤解を招く勧誘は禁止されています。
そのため、「お金が確実に増える」という内容の投資話は、詐欺の可能性が高いと考えて間違いありません。

そのため、FXの投資話を聞いた場合、相手がデメリット面まで話しているかに注目するとわかりやすいと言えるでしょう。

購入や契約の判断を急がせる

購入や契約の判断を急がせる場合、FX詐欺の可能性があります。
例えば「残り10名限定」「今日中に返事をください」など、判断を急がせることで冷静に判断せずに購入してもらいやすくなります。

投資話を聞いたときには即決はせず、信頼できる仲間や家族に一度相談をするなど慎重に行動することが重要です。

クーリングオフができない

FX業者が詐欺を行っている場合、クーリングオフができないという特徴があります。
クーリングオフは特定商取引法で定められており、FXで契約した場合も対象になります。

しかし、FXの取引先がさまざまな理由や条件をつけてクーリングオフに応じない場合、詐欺業者の可能性が高いです。

できるだけ早く相談できる公正機関を利用し、解決することをおすすめします。

FX詐欺に巻き込まれたときの相談先

FX詐欺に巻き込まれたときは、迅速に以下のような相談先を頼りましょう。

・消費者ホットライン
・警察相談窓口
・弁護士

FX詐欺は時間が経つほど資金の回収や解決が難しくなるので、なるべく早く相談先を見つけることが重要です。

消費者ホットライン

消費者ホットラインは、日常生活のサービスに関するトラブルの相談を受け付ける機関のことです。
平日はもちろん土日も10時~16時まで稼働しているので、サラリーマンなど平日忙しい人も相談しやすいでしょう。

消費者ホットライン「188」は、最寄りの各都道府県の消費生活センターにつないでくれるので、FX詐欺を疑う場合も一度相談してみることをおすすめします。

警察相談窓口

FX詐欺にあった場合、相談窓口がなければまず警察の特殊詐欺相談窓口に相談しましょう。
同じような手口の被害者がいれば動いてくれる可能性も高くなるので、一度相談してみることをおすすめします。

「詐欺かも?」と確証がない状態なら「#9110」で相談することで、まずは話を聞いてもらえるので連絡してみましょう。

弁護士

警察や消費者センターが動いてくれない場合、弁護士に相談するのも方法の一つです。
弁護士は法律の専門家なので大きな力になってくれるので、困っている人は相談することをおすすめします。

なお、「法テラス」を利用すれば、ひとつの案件で3回まで無料で相談できるので相談費用が気になる人も安心です。

なお、個人事務所の中には無料相談に対応している所もあるので、複数の意見をもらってみるのも良いでしょう。

まとめ

今回は、FX詐欺のSNS上のトラブルについて、手口や特徴について紹介しました。
SNS上のFX詐欺は、LINEやX(旧Twitter)などSNS上だけでやり取りから入金まで完結してしまうため、相手の素性がわかりづらく詐欺に巻き込まれてしまう人も少なくありません。

FXの詐欺被害に遭わないためには、SNSで投資話やFXツールなどの話を持ちかけられても入らないことをおすすめします。

なお、最善の方法は相手が商品を金融庁に登録している事業者かどうか確認すると良いでしょう。

詐欺は騙されてからでは遅いことも多いため、入金をする前には勧誘してきた相手の口コミや評判で悪い噂がないかを確認することをおすすめします。

※この記事は、日本国外に在住する方を対象とした情報提供を目的としており、日本国内在住者は対象外であり、海外FX業者を利用した外国為替証拠金取引には元本の一部または全額を失うリスクが伴うため、投資目的や経験、資産状況に応じた慎重な判断が求められること、さらに本ウェブサイトの情報はリサーチに基づくものであり、投資のアドバイスや勧誘を目的としたものではなく、日本居住者が閲覧可能である点には留意しつつも、日本国内在住者に金融庁未登録の海外FX業者の利用を推奨していないことに注意してください。

目次