XMの出金手数料は基本的には無料で、国内銀行送金で40万円未満の出金をする場合のみ2,500円の手数料が発生します。
XMは利益の出金は国内銀行送金のみしか利用できないため、「できるだけ40万円未満の出金を控える」「40万円未満の出金はまとめて回数を抑える」ことが出金手数料を節約するポイントになります。
そこで、今回はXMの出金方法ごとの出金手数料の違いや、出金ルールについて具体的に解説します。
XMの出金方法と手数料の違い
XMでは「国内銀行送金」「クレジットカード・デビットカード」「Bitwallet」「BXONE」の4つの出金方法が利用できます。
それぞれの手数料・反映時間を以下の表にまとめました。
出金手数料 | 反映時間 | |
国内銀行送金 | 40万円以上:無料 40万円未満:2,500円 |
2営業日~5営業日 |
クレジットカード・デビットカード | 無料 | 3営業日~最大2か月 |
Bitwallet | 無料 | 1営業以内 |
BXONE | 無料 | 1営業以内 |
XMでは基本的にすべての出金手数料が無料ですが、国内銀行送金のみ40万円未満の出金のみ2,500円の手数料がかかります。
XMの出金ルールではどの入金方法でも利益分に関しては銀行送金のみしか選ぶことはできないので覚えておきましょう。
ただし、XMでは出金手数料が無料ですが、Bitwallet・BXONEに関してはウォレットから出金する場合には手数料が必要になります。
Bitwalletの場合は約10ドル、BXONEの場合は500円がかかるので、覚えておくと良いでしょう。
なお、XM公式サイトの出金マニュアルによると、出金処理は決済代行会社を利用した国内銀行振込で行われているため、中継手数料・受取手数料が発生しなくなりました。
そのため、XM出金手数料は銀行送金で40万円未満の場合で2,500円のみとなります。
XMの出金手数料が高いと言われる理由
XMの出金手数料が高いと言われる理由は、銀行送金で40万円未満の出金をするときに発生する2,500円に否定的な意見があるからです。
海外FX業者の多くは銀行送金を含めてすべての出金方法で手数料が無料なので、比較すると高いと感じてしまうのが大きな理由です。
XMでは利益分の出金は銀行送金のみと限定されていることもあり、40万円未満の出金では手数料が発生するのは確かにデメリットになります。
なお、XMに払う手数料以外にかかる出金手数料からみると、他の海外FX業者とXMでは変わる点はありません。
オンラインウォレット(Bitwallet・BXONE)はウォレット残高からの出金手数料が提供元ごとにかかってくるので覚えておきましょう。
国内銀行送金で40万円未満の場合、手数料が高めに設定されているXMですが、豪華なボーナスや「低スプレッド+最大1,000倍」の取引が可能なKIWAMI極口座を利用できるなど他の部分でメリットが多くあるのも事実です。
そのため、出金手数料だけで判断せず、自分に合う業者かどうかで見極めることをおすすめします。
XMからできるだけ安く出金する方法
XMからできるだけ安く出金するためには、XMに支払う手数料2,500円を抑えるために、なるべく40万円未満の出金を控えることが重要です。
XMは土日でも24時間以内に出金処理が行われるため、国内銀行送金の場合でも月曜日・火曜日の着金が可能です。
ほとんどの海外FX業者では土日に出金処理は行われないものの、XMでは行っていることもあり、急ぎの出金も可能なので、できるだけ必要時以外は出金を控えましょう。
どうしても40万円未満の出金をする場合、出金申請ごとに手数料が発生するので、できるだけまとまった金額で回数を抑えて出金することをおすすめします。
XMの出金ルール
XMの出金方法のルールについて確認しておきましょう。
出金方法はクレジットカードが優先される
XMでは出金優先順位があるため、必ず「クレジットカード・デビットカード」→「オンラインウォレット」→「国内銀行送金」の順番で出金しなくてはなりません。
例えば、Bitwalletで4万円、クレジットカードで3万円でそれぞれ入金した後、利益分含めて10万円を出金したい場合は以下のように出金申請を行います。
順番としては入金方法とは異なり、クレジットカード→Bitwallet→国内銀行送金という流れとなるので覚えておきましょう。
過去の入金履歴や出金履歴は会員ページで確認できますが、分からないことがあれば、カスタマーサポートに聞きながら出金すると確実です。
証拠維持金維持率が150%以下だと出金できない
XMはポジション保有中でも出金できますが、証拠金維持率によっては出金出来ないので注意が必要です。
具体的な証拠金維持率の計算方法は以下の通りです。
出金前には証拠金維持率を計算し、維持率が150%を下回る場合は保有中のポジションを決済するもしくは追加入金して150%以上にしてから出金申請するようにしましょう。
XMで出金が上手くいかない時の対処法
XMの出金が上手くいかないときは、出金先に指定できない銀行を設定していることがあります。
XMでは一部の銀行は資金の出金先銀行に指定できないので、銀行送金でうまく出金できないときは対象の銀行か確認しましょう。
出金先銀行に指定できるのはSWIFコードがある銀行で、SWIFコードがない銀行は出金拒否になるので注意が必要です。
指定できる銀行と指定できない銀行の一例は以下の通りです。
出金先に指定可能な銀行の例 | 出金先銀行に指定できない銀行の例 |
|
※SWIFコードがない銀行 |
ほとんどの銀行が出金先として指定できますが、GMOあおぞらネット銀行、富山銀行、信用金庫は利用できないので覚えておきましょう。
なお、2024年7月以降、ゆうちょ銀行、PayPay銀行、セブン銀行も出金先として指定が可能になっています。
まとめ
今回は、XMの出金手数料の特徴やできるだけ安く抑える方法を解説しました。
XMでは「入金額と同額までは入金方法と出金方法は同じ」「利益分は銀行送金のみ出金できる」というルールがあるため、劇的に安く抑える方法はありません。
なお、公式サイトの入金マニュアルによると、XMでは出金処理を決済代行会社を利用した国内銀行振込で行われているため、中継手数料・受取手数料が発生しなくなっています。
そのため、XMでかかる出金手数料は銀行送金で40万円未満の2,500円のみとなり、なるべく40万円未満の出金を控えることで、出金手数料を節約することができます。
もし40万円未満の出金をする場合は、なるべくまとまった金額で、回数を抑えて利用することをおすすめします。