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株・先物・CFD・FXの違いを徹底比較!ライフスタイルに合わせた投資法

株・先物・CFD・FXの違いを徹底比較!ライフスタイルに合わせた投資法

FXはレバレッジをかけられる、平日ならほぼ24時間取引できるなど、少額から大きな利益をライフスタイル問わず狙えるのが特徴です。

しかし、株、先物、CFDなど豊富な金融商品がある中で、どれを選んでよいか迷う人もいるでしょう。

そこで、今回は株、先物、CFD、FXの違いを、FXとそれぞれ比較して解説します。

目次

株・先物・CFD・FXの違いを一覧で紹介

まず、株・先物取引・CFD・FXの違いを一覧にまとめました。

先物 CFD FX
投資対象 企業の株式 株価指数
国債
貴金属
エネルギー
穀物など
企業の株式
各国の株価指数
貴金属
エネルギー
穀物
各国の通貨
(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルなど)
取引時間 平日9:00~15:00
(昼休みを除く)
平日8:45~15:15
16:30~翌朝5:30
平日ほぼ24時間 平日ほぼ24時間
売買方法 買いのみ 売り/買い 売り/買い 売り/買い
レバレッジ 現物:なし
信用取引:最大3.3倍
10倍~30倍 債権CFD:最大50倍
商品CFD:最大20倍
株価指数DFD:最大10倍
株式CFD:最大5倍
最大25倍(国内FXの場合)
手数料
(スプレッド)
業者の定めた手数料 業者の定めた手数料 手数料なし
スプレッドのみ
手数料なし
スプレッドのみ
必要資金 数十万円 数十万円 数千円~数万円 数千円~数万円

それでは、具体的な違いを見ていきましょう。

FXと株式との違い

FXと株式の違いを、以下の表にまとめました。

FX
投資対象 企業の株式
(上場株式:約3,000社以上)
各国の通貨
(国際通貨:約180種類)
取引時間 平日の日中のみ 平日ほぼ24時間
レバレッジ 現物:なし
信用取引:最大3.3倍
最大25倍
(国内FXの場合)
相場の変動要因 企業の業績 金融政策・世界情勢
必要目安資金 数十万円 数千円~数万円

株式とFXの違いは、投資対象を含め5つあります。

・投資対象、投資対象の数
・取引可能時間
・レバレッジ
・相場の変動要因
・必要資金

投資対象、投資対象の数

株:企業の株式(上場株式:約3,000社以上)
FX:各国の通貨(国際通貨:約180種類)

株式の投資対象は「企業が発行する株式」で、基本的に上場企業となります。
一方で、FXの投資対象は「各国が発行する法定通貨(ドル・ユーロなど)」で、FX会社によって取り扱う通貨数が異なるのが一般的です。

また、投資対象の数で比較すると株式のほうが圧倒的に多く上場株式を対象に3,000社以上、FXは法定通貨分の数となるので約180種類となります。

なお、FXの通貨は異なるペアによるものなので、通貨ペアの数で考えると無数に存在しますが、業者によって扱うペアは異なるため、注意が必要です。

取引可能時間

株:平日9:00~15:00(昼休み11:30~12:30を除く)
FX:平日24時間

株式投資の取引可能時間は証券取引所が空いている時間なので、日本の証券取引所を利用するなら、原則平日9:00~15:00しか取引することはできません。

一方、FXは世界中のマーケットで取引されていることから、平日はほぼ24時間取引を行うことができるのが魅力です。

レバレッジ

株:レバレッジなし(信用取引を除く)
FX:最大25倍(国内FX、個人口座)

株式投資は基本的にレバレッジなし(ただし信用取引は除く)、FXは証拠金取引なのでレバレッジをかけることが可能です。

FXのレバレッジは国内FXなら最大25倍、海外FXなら実質無制限のレバレッジをかけられます。
FXはレバレッジをかけることで、少額から大きな利益を狙えるのが特徴です。

相場の変動要因

株:企業の業績、景気など
FX:金融政策、世界各国の経済情勢など

株式は主に企業の業績や景気に影響するため、企業次第で価格が上昇・下落しやすいのが特徴です。

一方、FXは取引する通貨の金融政策や経済情勢が大きく影響します。
その国の経済が好調、中央銀行が利上げを行った場合には、価格が上昇しやすいです。

必要目安資金

株:数十万円~
FX:数千円~数万円

株式は投資する株式の価格により異なりますが、基本的に「購入したい株価×100」で計算できます。
これは株式購入が原則100株単位だからで、例えば1株あたり100円なら「1万円(100×100)」で購入できることになります。

一方、FXはレバレッジをかけて取引するため、株式に比べて必要資金は数千円~数万円と少ない資金で始めることが可能です。

FXと先物取引の違い

先物 FX
投資対象 株価指数
国債
貴金属
エネルギー
穀物など
各国の通貨
(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルなど)
決済期限 あり なし

FXと先物取引の違いは、大きく「投資対象」「決済期限」の違いです。

投資対象の違い

先物取引:株価指数、国債、貴金属、エネルギー、穀物など
FX:各国の法定通貨

FXは各国の法定通貨、先物取引は貴金属、エネルギー、穀物など身近にある商品が対象となります。

そもそも先物取引とは、将来の一定の期日までに、対象となる商品を現時点の値段で売り買いする取引のことです。
例えば、1か月後に原油を買うとして、1か月後の価格を問わず1,000円で購入するというイメージです。

あらかじめ金額設定できることで、価格変動のリスクを抑えることができます。

決済期限

先物取引:事前に決めた期限で自動的に決済される
FX:決済期限はない

先物取引は取引の性質上、将来の決められた期限で自動的に決済され取引が終了します。
一方で、FXには期限という概念がないので自由に決済タイミングが選べます。

リスクヘッジという意味では先物取引が優れていますが、大きく稼ぐことは難しいと言えるでしょう。

FXとCFDの違い

CFD FX
投資対象 企業の株式
各国の株価指数
貴金属
エネルギー
穀物
各国の通貨
(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルなど)
取引時間 平日ほぼ24時間 平日ほぼ24時間
売買方法 売り/買い 売り/買い
レバレッジ 債権CFD:最大50倍
商品CFD:最大20倍
株価指数DFD:最大10倍
株式CFD:最大5倍
最大25倍
(国内FXの場合)

FXとCFDの違いは「投資対象」です。

反対に、FXとCFDは似ていることが多く、以下のような共通点があります。

  • レバレッジがかけられる
  • 平日はほぼ24時間取引可能
  • 売りから取引できる

FX・CFDは平日はほぼ24時間取引できるほか(CFDは銘柄・業者によって異なる)、売りからも取引できるという面では同じような環境が整っていると言えるでしょう。

また、FX・CFDはどちらもレバレッジをかけた取引が可能です。
ただしレバレッジ率は異なり、FXなら最大25倍(国内FXの場合)、CFDなら商品によって5~50倍のレバレッジで取引が可能です。

FX:最大25倍
債権CFD:50倍
商品CFD:20倍
株価指数CFD:10倍
個別株CFD:5倍

投資対象の違い

CFD:企業の株式、各国の株価指数、貴金属、エネルギー、穀物
FX:各国の法定通貨

CFDは株価指数、商品、個別株など豊富な種類の銘柄を選べる一方、FXは通過ペアと呼ばれる2つの法定通貨を交換するので、取扱数でみるとCFDのほうが種類は多いと言えます。

銘柄のバリエーションが多い方法で、運用先の選択肢を増やしたい人にはCFDがおすすめです。

まとめ

今回は、株、先物取引、CFD、FXの違いについて、FXと比較して異なる面を紹介しました。
株、先物取引、CFD、FXは異なる金融商品で、それぞれの特徴を理解した上で自分に合う方法でトレードすることをおすすめします。

なお、大きな利益を狙いたいのであればFX、FXの中でも海外FXが最適です。
海外FXでは実質無制限のレバレッジ+追証ゼロの環境で、少額からでも大きな利益を狙うことが可能です。

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