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FX自動売買の真実!おすすめできない理由と知っておくべきこと

FX自動売買の真実!おすすめできない理由と知っておくべきこと

FXの自動売買は手間をかけずにいつでもトレードができるというメリットがあります。
しかし、「自動売買は危険」「おすすめできない」という口コミもあり、気になってしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回はFXの自動売買について、おすすめできないと言われる理由を解説します。

目次

FXの自動売買とは?おすすめできないのは本当?

FXの自動売買とはトレードを自動化する手法のことで、取引ルールや条件をプログラムで設定することで自動的に「注文・決済」を実行するツールのことです。

例えば「毎日朝の9時に米ドル/円を買いたい」場合でも、自動売買を利用すれば自分が取引できないタイミングでも休むことなく機械的に購入することが可能になります。

そのため、兼業トレーダーなどFXにだけ集中できない人は、自動売買ツールを導入することで始めるハードルを低くできるのがメリットと言えるでしょう。

しかし、一部では自動売買をおすすめできないと言われることも少なくありません。
実際はFXの自動売買そのものがダメなのではなく、利用者が正しく仕組みを理解できないことが原因です。
自動売買をうまく利用すれば、24時間縛られず取引ができるので味方につけて取引をすることをおすすめします。

FXの自動売買をおすすめしないと言われている理由

FXの自動売買をおすすめしないと言われる理由は、全くFXの知識がなくても稼げると思っている人が多いことが挙げられます。

自動売買は機械的に注文・決済を行えるので、放置しているだけで初心者でも稼げると思われがちです。
そのため、知識なしでも稼げることを鵜呑みにして自動売買のみに頼ってしまうと、利益が出なくて損をしてしまうということもあります。

とはいえ、FXのすべてを自分で行うよりは、覚えるべき知識は少なく、トレードの助けとして使ったり、知識をつけながら補佐として使う分には便利なツールということには間違いありません。

また、一部には詐欺まがいの有料FX売買ツールも流通しているので注意が必要です。
例えば、「誰でもすぐに稼げる!」などの誘い文句で売られていることもありますが、リスクなくパフォーマンスが出せればFXで損失を出す人はいないですがありえないことだとわかります。
このような詐欺の売買ツールがあることで、悪いイメージがついてしまっているのも事実です。

FXの自動売買で取引するメリット

FXの自動売買で取引するメリットについて、具体的に見ていきましょう。

24時間チャンスを逃さない

仕事中や夜間など、忙しいタイミングでも24時間取引のチャンスを逃さずにトレードできるのが自動売買のメリットです。

自分で相場を分析して売買する取引ではリアルタイムでチャートを見て売買のタイミングを見極める必要がありますが、自動売買なら事前に決めた取引ルールで自動的に取引が可能です。

FXは平日は24時間取引がされており、取引が活発になる日本時間の深夜~早朝に値動きが多くなるので利益が大きくなるチャンスでもあります。
その中で、自動売買をうまく利用することで眠っている間や仕事中でも24時間利益のチャンスを逃さず取引ができるのです。

感情に左右されずに冷静に取引できる

FXでは大きな利益を狙えることもあり、つい感情的になってしまうことも少なくありません。

含み損が膨らんでいるタイミングでは「もしかしたら上がるかもしれない」とさらに損失が大きくなってしまったり、利益が出ているタイミングでは「まだ増えるかもしれない」と欲を出して損失が発生するなど、失敗する経験は誰しもがするものです。

しかし、自動売買なら一定のルールのもと、機械的に取引をするので感情に左右されることなく取引することができます。

FXの自動売買で取引するデメリット

FXの自動売買で取引するメリットがある一方、デメリットも存在します。

市場の急変動に対応できない

FX自動売買ツールは便利な一方で、万能ではないので市場の急変動には対応できないというデメリットもあります。

例えば、レンジ相場のような細かい値動きに強いツールを利用しているときに、相場が急変動したと想定してみましょう。
事前に設定した値動きの範囲を超えることで、システムが対応できなくなるケースもあります。

とくに、FXではアメリカの大統領選、金融政策に関するニュースが発表された後など、数秒で大きく相場が動くことも少なくありません。

そのため、重要ニュースが発表されることが分かっている場合は、自動売買に頼りきりにならず、自分でも取引できる力を身に付けていくことが重要です。

コストが高く利益が少なくなることもある

自動売買はスプレッドに上乗せで手数料がかかることが多いので、コストが高くなって受け取れる利益が少なくなることもあるのがデメリットになります。

FXの取引ではスプレッドと呼ばれる手数料がかかりますが、さらに自動売買のコストもかかるとある程度の利益が出ないと受け取る分が少なくなってしまうので注意が必要です。
とくに、取引回数が多くなるスキャルピングなどの短期売買には向かないといえるでしょう。

FXの自動売買で利益を出すためのポイント

FXの自動売買で利益を出すために、押さえておきたいポイントがあります。

流通量の多い通貨で取引する

自動売買は、なるべく流通量の多い取引で取引をすると安定した利益が期待できます。
具体的なメジャーな通貨ペアとしては、米ドル/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドルなどが挙げられます。

値動きが安定した通貨であれば、過去の価格をもとに相場を予測する自動売買と相性が良く、長期運用でコツコツと利益を積み上げていく取引手法がおすすめです。

十分な資金を用意する

自動売買は相場の動きとシステムの設定を噛み合わせるために、複数のシステムを運用するための資金力が必要です。
異なる複数のシステムを利用するためにはその分コストもかかりますが、安定した利益を上げやすくなるため自動売買で利益を出すためには重要になります。

また、自動売買では一時的に含み損が出る状態になるとロスカットが執行されてしまい、利益が出る前に資金が無くなってしまう可能性もあるので注意が必要です。

そのため、資金力が少ないうちは、少しずつ経験を重ねて利益を出すことに注力しましょう。

ツールによっては設定が難しい

自動売買ツールによっては、設定が難しく稼働するのに時間がかかってしまうこともあります。
とくにMT4という取引ツールは自由度が高い一方で設定が難しく、自分で購入した自動売買ツールを組み込んで稼働させるため、途中で断念してしまう人も少なくありません。

そのため、初心者はFX業者が提供する自動売買ツールを使ってみることも選択に入れると良いでしょう。

まとめ

今回はFXの自動売買ツールについて、特徴やメリット・デメリットについて紹介しました。
FXの自動売買ツールを「怪しい」「勝てない」と悪く言われることもありますが、実際はうまく利用すれば取引を最大化して利益を出すチャンスを作ることができます。

自動売買ツールは24時間機械的に取引ができるので、夜間や仕事中など、チャートが見れないタイミングでも決められたルールに従って自分の代わりに取引を行ってくれます。
しかし、自動売買ツールは自分で設定するのは難しいこともあるので、初心者はFX業者の提供している自動売買ツールを使うこともおすすめです。

ぜひこの記事を参考に、自動売買ツールをうまく取り入れてFX取引を行ってみてください。

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