FXに興味があっても公務員や副業禁止の会社に勤めていて、副業に当たるか不安という人もいるでしょう。
実際、FXは副業に当たらないため、公務員や副業禁止の会社に勤めていても取引をしても問題はありません。
そこで、今回はFXが副業に当たらない理由や、FXを副収入として始めるときの注意点についても具体的に解説します。
FXは副業に当たらないので、副業禁止や公務員でも問題ない
結論から言うと、FXは副業に当たります。
そのため、副業禁止の会社に勤めているサラリーマンや公務員でもFX取引を行えるということです。
そもそも副業とは会社員などの本業がある人が、それとは別の収入を得るために労働して対価を受け取ることを指します。
例えば、平日はサラリーマン、土日はアルバイトをしていると副業扱いになります。
ただし、FXは労働に対して対価を受け取るわけではないので、副業扱いにならないということです。
FXを副収入として始めるときの注意点
FXで副収入を得るときに注意したいポイントについて解説します。
業種によってはFXを禁止していることもあるので注意する
FXは副業には当たらないので、公務員や副業禁止の会社に勤めている人も副収入を稼げるのが特徴です。
ただし、業種によってはFX自体の利用が禁止となっているので注意が必要です。
例えば、銀行は社内ルールでFX取引が原則禁止とされています。
なぜなら、FX取引は大きな損失を出すリスクが伴うため、従業員が顧客の預金を不正利用することを防ぐ目的も含まれているからです。
銀行が禁止されているほかにも、「金融商品取引法」で金融機関にあたる証券会社・生損保会社に勤めている場合、利益のために有価証券売買やその他の取引を禁止されているので注意が必要です。
FXは利益が目的となる取引になるので、原則として行ってはいけないとされているのです。
そのため、金融機関に勤めている場合、FX取引口座の開設自体が難しいので、トラブルにならないためにも避けたほうが良いでしょう。
利益が出たら確定申告をする
FXでは利益が出た場合、以下のケースでは必ず確定申告の必要があります。
年収が2,000万円を超える場合や、FXの利益が年間20万円以上出ている場合は確定申告しなければなりません。
上記の場合、仮に勤務先で年末調整を行っている場合でも、確定申告が必要となるので注意が必要です。
FXで副収入を得る方法として始めるメリット
本業とは別に収入を得るため、FX取引を行いたいと考えている人も多いでしょう。
そこで、FXで副収入を得る方法として始めるメリットを見ていきましょう。
忙しい人も24時間取引できるので利用しやすい
日本の株式市場は夕方から朝まで閉まっているため、多くの公務員や会社員は相場の動きを見ながら取引ができないのでなかなか難しいです。
しかし、FX取引は、原則として24時間取引できるので、本業があるサラリーマンや公務員でも続けやすいのが特徴です。
また、FXには自動売買（EA）も活用できるので、仕事中や夜間も取引を自動で行えるので忙しい人にもおすすめです。
自動売買を活用することで、時間の制約に縛られないので精神的にも始めやすいのも大きなメリットと言えるでしょう。
少額から取引できるので資金が少なくても始めやすい
FX取引はレバレッジを使った取引ができるので、資金が少ないユーザーでも始めやすいです。
国内FXでは最大25倍、海外FXならレバレッジ無制限で利用でき、FX会社によっては数千円からスタートできるのもメリットと言えるでしょう。
さらに、海外FXの中には口座開設ボーナスを提供している場合、入金不要で証拠金として利用できるボーナスがもらえるので、自己資金なしでトレードが可能になります。
収入の柱が増えて選択肢が広がる
本業以外に収入の柱が増えることで、人生の選択肢が広がるのもメリットのひとつです。
収入の柱が増えることで単純に使えるお金が増えて、資金的にも余裕が生まれやすくなります。
また、収入の柱が増えることで、本業の仕事に縛られなくなるのも魅力と言えます。
将来的に起業や転職を考えている人にとっても、資金が準備しやすくなるほかスキルアップに対して自己投資ができるでしょう。
会社に知られることはない
FXは事業的規模で行わない限り副業にはならないので、基本的に会社にも知られることなく行うことができます。
実際、FX取引で得た利益は分離課税となるため、会社にFXで稼いでいることはほぼ知られることはありません。
ただし、本業の会社が金融商品を取り扱っている場合、利用自体が禁止されているケースもあるので、利用前に会社のルールを確認しておきましょう。
FXを副収入として始めるデメリット
FXを副収入として始める場合に、デメリットが生じるケースについて見ていきましょう。
損失が出る可能性がある
FX取引では、レバレッジをかけて大きな利益を生み出しやすい反面、大きな損失リスクがあることも理解しておかなければなりません。
働いた分だけ決まった報酬を確実にもらえる労働収入とは異なり、FXではプロのトレーダーでも常に勝ち続けるのは至難の業です。
そのため、最初は低レバレッジからスタートし、損切りも安全性を担保しておくなど大きな損失を出さないように注意するようにしましょう。
また、国内FXでは証拠金維持率を下回った場合に追加証拠金を求められますが、海外FXではゼロカットシステムにより損失が発生しても業者側が負担するので追加で支払う必要がないという特徴があります。
そのため、レバレッジをかけた取引で損失を出したくない人は、海外FXのほうがおすすめです。
取引が気になって本業の仕事に悪影響が出る可能性がある
FXでは常に市場が変動しているので、気になって本業の仕事に集中できなくなるという人も少なくありません。
FXを副収入として行うなら、チャートを見る時間を決めるなど自分の中でルールを決めて深入りしすぎないようにすると良いでしょう。
また、利用している取引ツールに通知機能があるなら、一定の値動きが合った場合に通知がくるように設定しておくと、ついチャートを見てしまうことから解消されるのでおすすめです。
FXを副収入として始める時の流れ
FXで副収入を稼ぐために、必要な流れについて見ていきましょう。
利用するFX会社を選ぶ
まずは利用するFX会社を選びましょう。
FX会社を選ぶときには、取引コストや取引ツール、ボーナスなど自分の取引スタイルに合った業者を選ぶのが重要です。
とくに、これからFXを始めるなら、「FXの情報コンテンツが豊富」「少額から取引できる」業者を選ぶと良いでしょう。
各FX外車では、情報コンテンツでFXに必要な知識を学べるので、初心者でも安心です。
口座開設をする
利用したいFX会社を決めたら、その会社の口座開設ページから口座開設申込を行います。
会社によって必要な書類が異なるので、事前に準備しておくとスムーズに口座開設が可能です。
口座に証拠金を入金する
FX会社の口座開設ができたら、取引に必要な証拠金を入金しましょう。
クレジットカード・デビットカードやオンラインウォレットであれば、自宅にいながらすぐに入金が可能です。
取引したい通貨ペアを選んで注文する
証拠金が入金出来たら、取引したい通貨ペアを選んで注文しましょう。
FXの取引は、「新規注文→ポジション保有→決済注文」という流れで進みます。
まとめ
FX取引は副業に当たらないので、副業禁止のサラリーマンや公務員でも始められるのが特徴です。
FXを始めることで収入の柱が増えて自分の選択肢も広がるというメリットがある一方で、大きな損失が出るリスクも考慮しておかなければなりません。
ただし、海外FXであれば損失が出ても追加入金の必要もなく、リスクを抑えて取引できるというメリットがあり、ハイリスクハイリターンを狙いたい人におすすめです。
このように、自分の取引スタイルに合わせて、自分に向いているFX会社を探してみてください。
